高校野球界において、活躍してきた総量の最も大きい学校はどこか

野球

高校野球界において、今までの全ての歴史を通算して、活躍してきた総量の最も大きい学校はどこかについて、甲子園での成績だけではなく、素晴らしい選手をどれだけ輩出してきたかをも加味して考えてみたいと思います。

算定基準は、春夏の甲子園での優勝回数が3回以上の高校を対象として、下記項目の総合獲得ポイントによってランキングしました。
・優勝は1回する毎に12ポイント。
・準優勝は1回する毎に6ポイント。
・プロになった選手が1人出るたびに1ポイント。その内2000本安打・170勝・250セーブ・100勝100セーブを達成した者には、追加で3ポイント。

下記表は、全て2020年3月1日現在。

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総合獲得ポイント

順位 学校名 公立/私立 優勝回数ポイント 準優勝回数ポイント プロ輩出数ポイント 総合獲得ポイント
1位 中京大中京 私立 132 24 72 228
2位 PL学園 私立 84 24 102 210
3位 松山商 公立 84 24 29 137
4位 横浜 私立 60 6 70 136
5位 大阪桐蔭 私立 96 0 39 135
広陵 私立 36 42 57 135
7位 広島商 公立 84 12 30 126
8位 龍谷大平安 私立 48 24 52 124
9位 県岐阜商 公立 48 36 29 113
10位 東邦 私立 60 18 29 107
11位 大体大浪商 私立 48 18 40 106
12位 東海大相模 私立 48 18 34 100
13位 日大三 私立 36 18 39 93
14位 高松商 公立 48 18 24 90
15位 帝京 私立 36 12 27 75
16位 智弁和歌山 私立 36 24 13 73
17位 箕島 公立 48 0 24 72
18位 和歌山中 公立 36 24 9 69
19位 報徳学園 私立 36 0 30 66
20位 天理 私立 36 0 27 63
21位 池田 公立 36 12 7 55
22位 作新学院 私立 36 0 18 54

結果は、中京大中京が1位となりました。春夏の甲子園での優勝回数が2位の学校に対して3回もの差をつけて1位である上に、プロ輩出数においても2位であるのが大きかったです。

2位はPL学園です。PL学園が活躍した期間(初めての優勝から最後の優勝までの期間は、たったの10年)はそんなに長くはないですが、それでも3位を大きく引き離して2位になるということは、その期間に如何に圧倒的な力を有していたかが伺われます。また、プロになった選手の数、特にプロになって素晴らしい成績を残した選手の数が圧倒的でした。

3位から同点5位の松山商・横浜・大阪桐蔭・広陵はほんのわずかの差でしかありませんでした。同点5位に広陵が入ったのは意外でした。優勝回数は3回しかないのですが、準優勝回数は7回もあり、プロ選手も多く輩出していることが影響したようです。

上位22校中7校が公立高校で、それなりに健闘していますが、その活躍はひと昔前のものが多く、昨今においては私立の強さが際立っています。

優勝回数ポイント

順位 学校名 優勝回数 ポイント
通算
1位 中京大中京 4 7 11 132
2位 大阪桐蔭 3 5 8 96
3位 広島商 1 6 7 84
松山商 2 5 7 84
PL学園 3 4 7 84
6位 横浜 3 2 5 60
東邦 5 0 5 60
8位 県岐阜商 3 1 4 48
高松商 2 2 4 48
大体大浪商 2 2 4 48
箕島 3 1 4 48
龍谷大平安 1 3 4 48
東海大相模 2 2 4 48
14位 和歌山中 1 2 3 36
池田 2 1 3 36
帝京 1 2 3 36
天理 1 2 3 36
智弁和歌山 1 2 3 36
報徳学園 2 1 3 36
広陵 3 0 3 36
日大三 1 2 3 36
作新学院 1 2 3 36

2位の大阪桐蔭は、2012年から2018年の7年間で6回も優勝しています。

準優勝回数ポイント

順位 学校名 準優勝回数 ポイント
通算
1位 広陵 3 4 7 42
2位 県岐阜商 3 3 6 36
3位 中京大中京 4 0 4 24
松山商 1 3 4 24
PL学園 1 3 4 24
龍谷大平安 0 4 4 24
和歌山中 1 3 4 24
智弁和歌山 3 1 4 24
9位 東邦 2 1 3 18
高松商 3 0 3 18
大体大浪商 3 0 3 18
東海大相模 2 1 3 18
日大三 3 0 3 18
14位 広島商 1 1 2 12
池田 1 1 2 12
帝京 2 0 2 12
17位 横浜 1 0 1 6
18位 大阪桐蔭 0 0 0 0
箕島 0 0 0 0
天理 0 0 0 0
報徳学園 0 0 0 0
作新学院 0 0 0 0

プロになった者・プロになって活躍した者の数ポイント

順位 学校名 プロになった者の数 左記の内、素晴らしい成績を残した者の数(注) ポイント
1位 PL学園 78 8 102
2位 中京大中京 66 2 72
3位 横浜 64 2 70
4位 広陵 54 1 57
5位 龍谷大平安 49 1 52
6位 大体大浪商 37 1 40
7位 大阪桐蔭 39 0 39
日大三 39 0 39
9位 東海大相模 34 0 34
10位 広島商 27 1 30
報徳学園 30 0 30
12位 松山商 29 0 29
東邦 29 0 29
県岐阜商 23 2 29
15位 帝京 27 0 27
天理 24 1 27
17位 高松商 24 0 24
箕島 21 1 24
19位 作新学院 18 0 18
20位 智弁和歌山 13 0 13
21位 和歌山中 9 0 9
22位 池田 7 0 7

(注)2000本安打・170勝・250セーブ・100勝100セーブを達成した者。

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